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診療内容

私たち「下総中山メンタルクリニック」では、心の不調を感じるすべての方が、安心してご相談いただけるような診療を心がけています。

うつ病や不安障害、発達障害、ストレスによる体調不良など、こころの症状は人それぞれ異なり、その背景には生活環境や人間関係、性格の傾向など、さまざまな要因が関係しています。

当院では、精神科・心療内科の専門医と経験豊富なスタッフがチームで対応し、お一人おひとりの状態やご希望に応じた治療方針をご提案しています。カウンセリングや薬物療法に加えて、生活面での支援や復職支援なども行っており、地域に根ざした「こころのかかりつけ医」として幅広い年代の方にご来院いただいています。

こちらでは、当院で診療している主な症状や疾患についてご紹介します。「もしかして自分も…」と感じる方や、「誰かの相談にのってほしい」という方も、ぜひ参考になさってください。

心療内科/精神科

当院では、心療内科と精神科の両面から、こころと身体のつながりに注目した総合的な診療を行っています。日々のストレスや人間関係の悩み、職場や家庭での問題、不眠や不安など、明確な原因がなくても気分がすぐれないと感じる方に寄り添います。丁寧な問診とわかりやすい説明を大切にし、薬物療法、心理療法、生活指導を組み合わせた治療を行っています。ひとりで悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。

うつ病

気分が落ち込み、何をしても楽しく感じられない、やる気が出ない、眠れない、食欲がわかないといった状態が続く場合、うつ病の可能性があります。仕事や家庭でのストレスが引き金になることも多く、放っておくと悪化してしまうこともあります。当院では、患者さんのお話をじっくり伺い、薬物療法とカウンセリングを組み合わせながら、再発予防も含めた長期的なサポートを行っています。うつ病は回復が可能な病気ですので、まずはご相談ください。

双極症(躁うつ病)

気分が高揚して活動的になる「躁」と、気分が落ち込み無気力になる「うつ」の状態を繰り返す病気です。躁状態では自信過剰になったり、浪費や衝動的な行動が増えることがあり、ご本人は気づきにくいことも特徴です。当院では、正確な診断とともに、気分の波を安定させるための薬物療法や心理的サポートを行い、生活リズムの調整や再発予防に努めています。ご本人だけでなく、ご家族の支援も大切にしています。

適応症(適応障害)

環境の変化や人間関係のストレスなどが原因で、強い不安や抑うつ気分、集中力の低下、身体の不調などが現れる状態を適応障害といいます。仕事や学校、家庭でのストレスが原因となることが多く、早めの対処が重要です。当院では、症状や生活背景を丁寧に把握し、休養や環境調整、心理療法、薬物療法を組み合わせた治療を行っています。復職や復学に向けた支援も行っておりますので、お困りの方はご相談ください。

パニック症(パニック障害)

突然、動悸・息切れ・めまい・発汗などの強い身体症状に襲われる「パニック発作」を繰り返す病気です。「また発作が起きたらどうしよう」という不安(予期不安)から、外出や人混みを避けるようになり、生活に大きな支障が出ることもあります。当院では、発作への対処法やストレス管理の方法を一緒に考え、薬物療法や認知行動療法などを通じて症状の改善を目指します。ひとりで抱えず、お気軽にご相談ください。

社交不安症(社交不安障害)

人前で話す、食事をする、電話をかけるなど、日常的な社会場面で過剰な緊張や不安を感じてしまい、それを避けようとすることで生活に支障が出る状態です。「恥ずかしい思いをするのでは」と過剰に心配することが背景にあります。当院では、安心して人と関わるための心理療法(特に認知行動療法)や、必要に応じた薬物療法を行いながら、少しずつ社会とのつながりを取り戻すお手伝いをしています。

強迫症(強迫性障害)

「手を何度も洗わないと気がすまない」「戸締まりを何度も確認してしまう」など、本人も不合理とわかっていながらやめられない考えや行動に苦しむ状態です。強迫観念と強迫行為が特徴で、生活や仕事に支障をきたすことがあります。当院では、認知行動療法と薬物療法を軸に、少しずつ症状を軽減していく治療を行っています。ご本人のペースに合わせた無理のない治療を心がけています。

心的外傷(PTSD等)

交通事故、暴力、虐待、災害など強いショックを受ける体験が引き金となって、フラッシュバックや過剰な警戒心、不眠、気分の落ち込みなどが続く状態をPTSD(心的外傷後ストレス症)と呼びます。当院では、患者さんの安心を第一に考え、無理のない範囲で心の整理を進めるカウンセリングや、必要に応じた薬物療法を提供しています。誰にも話せなかったつらい経験も、少しずつ話せる場を大切にしています。

統合失調症

幻聴や妄想、意欲の低下、感情表現の乏しさなどの症状が現れる病気です。発症は10代後半〜30代が多く、早期の治療がとても重要です。症状が落ち着いても継続的なフォローが必要で、再発予防や社会復帰の支援が欠かせません。当院では、薬物療法とともに、生活支援やご家族への説明・相談支援も行いながら、患者さんに合った生活の安定をサポートします。

大人の発達障害

「空気が読めないと言われる」「仕事の段取りが苦手」「こだわりが強い」など、子どもの頃には気づかれなかった困難が、大人になってから顕在化することがあります。当院では、発達特性を理解したうえで、その方に合った環境調整や対人関係の工夫、職場対応の方法を一緒に考えていきます。必要に応じて心理検査やカウンセリングも行っています。

自閉スペクトラム症(ASD)

他者とのコミュニケーションや関係構築に困難を感じ、強いこだわりや感覚の過敏さが見られることが特徴です。大人になってからも「生きづらさ」を感じる方が多くいらっしゃいます。当院では、特性に合った対処法や環境調整のアドバイスを行い、安心して日常生活を送るための支援を行っています。診断や支援方法についても、丁寧にご説明いたします。

注意欠如・多動症(ADHD)

忘れ物が多い、集中が続かない、衝動的に行動してしまうといった特性があり、仕事や人間関係に影響することがあります。大人のADHDは見過ごされやすく、自己評価の低下やうつ状態を引き起こすこともあります。当院では、診断のための面接や心理検査を行い、薬物療法や認知行動療法による支援、職場での工夫などを一緒に考えていきます。

睡眠障害

「寝つけない」「何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」など、睡眠の問題は心の健康に大きく関わります。ストレスや生活習慣、身体疾患など原因はさまざまです。当院では、生活リズムの見直しや薬の調整、心理的サポートを通じて、質の良い睡眠を取り戻すお手伝いをしています。不眠でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

自律神経失調症

自律神経のバランスが崩れることで、動悸、めまい、倦怠感、胃腸の不調など多彩な症状が現れます。検査では異常が見つからないことも多く、不安を抱える方も多いです。当院では、ストレスや生活習慣など背景にある要因を探り、カウンセリングや薬物療法を組み合わせて、心身のバランスを整える治療を行っています。

月経前症候群(PMS)・月経前不快気分障害(PMDD)

月経前になると気分が不安定になったり、イライラや不安感、抑うつ状態が強くなり、日常生活に支障をきたすことがあります。これらの症状が重い場合はPMDDと呼ばれ、専門的な対応が必要です。当院では、ホルモン変化と心の関係について丁寧に説明し、必要に応じて薬物療法やカウンセリングを行っています。

更年期障害(女性・男性)

更年期に差しかかると、女性だけでなく男性にもホルモンバランスの変化が起こり、心身の不調が見られることがあります。疲れやすい、気分が沈む、怒りっぽい、不眠などが続く場合、更年期障害の可能性があります。当院では、内科・婦人科・泌尿器科的評価も視野に入れながら、ホルモン変化によるこころの不調に対して総合的なアプローチを行います。

認知症

もの忘れや判断力の低下、日常生活の変化が見られる場合、認知症の初期症状かもしれません。早期に気づき、適切なサポートを行うことで、生活の質を保つことが可能です。当院では、診断のための検査やご家族への説明、今後の生活設計に関する助言などを通じて、ご本人とご家族の不安を和らげる支援を行っています。

気象病

天気が崩れる前に頭痛やめまい、気分の落ち込みが強くなるなど、天候の変化に影響を受けやすい方がいらっしゃいます。これらの症状は「気象病」と呼ばれ、自律神経の乱れが関係しています。当院では、生活習慣の見直しや薬物療法、ストレスケアなどを通じて、日々のつらさを和らげるお手伝いをしています。

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